アウトドアブームによりキャンプ人口が増加し、キャンプの楽しみ方が多様化しています。かつては春夏などの暖かい季節がメインシーズンでしたが、最近では季節に関係なくキャンプを楽しむ人が増えています。
そんなキャンパーのニーズに応えるように、各メーカーから秋冬キャンプに使えるアイテムが次々に登場。2022年もさまざまな新商品が発売されました。
今回は2022年に発売されたものの中から、秋冬のグルキャン・ファミキャンに使えるキャンプアイテムをご紹介します。
目次
2022年のキャンプ市場の動向とアイテムのトレンド
人気が過熱するアウトドアレジャー。その中でも、キャンプは人気のレジャーとして多くの人が楽しんでいます。ここでは、2022年のアウトドア市場の動向やアウトドアアイテムのトレンドについて解説します。
秋冬キャンパーが増加?キャンプの多様化
公益財団法人「日本キャンプ協会」が2022年に発表した「キャンプ白書2021」によると、近年のキャンプ市場の動向のひとつとして「キャンプの多様化」が挙げられます。以下のような傾向があることから、キャンプの多様化が進んでいると考えられています。
キャンプの楽しみ方(宿泊形態・実施時期・同行者など)の多様化
キャンプをする目的の多様化
キャンプ用品の多様化
「ソロキャンプ」「夫婦キャンプ」「家族キャンプ」「友人とのキャンプ」といった楽しみ方が増えたほか、「家族団らん」「自然とのふれあい」「子どもの成長」「経済的なレジャー」など、キャンプの目的や魅力的に感じるポイントの幅も広がっています。また、同データの「年間でキャンプを実施した月」をみると、秋冬のキャンプの実施割合が高まっており、実施時期も多様化していると考えられます。
アウトドア市場の拡大
参加人口が増加し、楽しみ方が多様化したことで、アウトドア市場が拡大傾向に。アウトドア用品全体の輸入額が右肩上がりで、テントに関しては10年前の2~3倍と飛躍的に上昇しています。
また、特徴的なのは他業界からのアウトドア市場への参入です。家具やディスカウントストア業界が参入するなど、アウトドア市場が大きな広がりを見せています。
キャンプアイテムも多様化
また、SDGsやサステナビリティに対応する商品・サービス開発が活性化しているのもポイントです。このような市場の変化は、毎月発売されるキャンプアイテムにも反映されています。近年のアウトドアアイテムのトレンドや特徴として、以下のようなポイントが挙げられるでしょう。
・アイテムの細分化
・寒さに対応するアイテム
・コスパに優れたアイテム
・インテリアとしても機能するデザイン性に優れたアイテム
・SDGsやサステナビリティを意識したアイテム
多種多様なアイテムの中から自分のスタイルやニーズに合ったものを選べるようになったといえます。
グルキャン・ファミキャンに!2022年発売の秋冬キャンプにおすすめのアイテム5選
■まとめ
季節を問わずにキャンプを楽しむ人が増えたことにより、各メーカーから秋冬キャンプを快適にするためのアイテムも次々に登場しています。今回ご紹介したようなアイテムを準備すれば、多少の寒さであれば快適に過ごすことができるでしょう。
夏から秋冬に向けた新商品が続々と発表されるので、より快適に秋冬キャンプを楽しむためにも、新商品のアイテムに注目してみてください。
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児島 宏明
幼少期からキャンプ、釣り、スキーなどのアウトドアに親しむ。小学生時代にスキーのモーグル競技に出会い、以降スキーに没頭。冬から春にかけては白馬のペンションで居候をしながらモーグルの練習を続け、高校から全国のA級公認大会に参加。大学進学を機に競技から離れてからはキャンプや釣りにハマる。テレビのドキュメンタリーで北アルプスの雲ノ平を知ったのをきっかけに登山にも熱中し、北アルプス縦走登山の他、近畿各地の低山やロングトレイルを旅するようになる。現在は、縦走登山やロングトレイルハイキング、ロックショアでのルアーフィッシングなど、全国でさまざまなアウトドアを楽しみながら、ライター・編集者として活動中。