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初心者

キャンプビギナー必見!自分に合ったキャンプスタイルの選び方とスタイル別アイテム

キャンプにはさまざまなスタイルがあり、スタイルごとに揃えるべきアイテムは異なります。キャンプビギナーの方は「キャンプにはどのようなスタイルがあるのか?」「自分にはどのようなキャンプのスタイルが合っているのか?」と悩むことが少なくありません。

今回は、キャンプスタイルの紹介と選び方、スタイル別のおすすめのアイテムについてご紹介します。

目次

キャンプのスタイルは大きく分けて2種類

キャンプのスタイルには、大きく分けて「ロースタイル」と「ハイスタイル」の2種類があります。それぞれどのような特徴があるのか解説しましょう。

ハイスタイル

ハイスタイルは「スタンダードスタイル」とも呼ばれます。キャンプの基本となるスタイルで、多くの人がハイスタイルでキャンプを楽しんでいます。

特徴

ハイスタイルは、キャンプで利用するテーブルやチェアといったアイテム全般の高さが高いスタイルのことです。自宅にあるテーブル・チェアの高さとほとんど同じですので、違和感なく利用できます。立ちながら作業ができ、チェアからも立ち上がりやすいため、「動き回りやすい」のが最大の特徴です。各メーカーの取扱数が多く、アイテムを揃えやすいのもポイントです。

どんな人に向いている?

ハイスタイルは動き回りやすいキャンプスタイルのため、ファミリーキャンプやグループキャンプなど参加人数が多い場合におすすめです。料理をして運んだり、子どもと遊んだり、キャンプ中に動き回ることが予想できる場合はハイスタイルを選ぶと良いでしょう。

 

ロースタイル

ロースタイルは、比較的新しいキャンプスタイルです。近年のキャンプブームでトレンドになりつつあります。

特徴

ロースタイルは、キャンプで利用するテーブルやチェアといったアイテム全般の高さが低いスタイルのことです。ハイスタイルに比べてアイテム全体が軽量コンパクトになる他、腰を沈めてゆったりと座れるために居心地が良く、よりリラックスできるスタイルといえます。ハイスタイルに比べるとアイテム数が少なくなることと、一度座ると立ち上がるのが不便になる点に注意しましょう。

どんな人に向いている?

ハイスタイルに比べて動き回りにくくなるため、ファミリーキャンプやグループキャンプよりも、ソロキャンプや2~3人の少人数に向いているとスタイルといえます。荷物が軽量・コンパクトになるため、車ではなく、自転車や徒歩でキャンプ場まで移動する場合にもおすすめです。また、調理はローテーブルと焚火で行うなど「座った状態からあまり動き回りたくない」という方にはロースタイルが向いています。

決めては統一感!スタイルに合わせてアイテムを揃えるポイント

ハイスタイルかロースタイルか、キャンプのスタイルが決まったら、それに合わせてアイテムを選びましょう。アイテム選びで注意したいのは「統一感」です。何かの基準を持ってアイテムを揃えることで、レイアウト全体に統一感が生まれます。基準をどうするかは個人の好みによりますが、代表的なのは以下の3つです。

メーカーを揃える

統一感を出すのに最も簡単なのがメーカーを揃えるという方法です。メーカーが同じであれば、デザインや世界観のズレがほとんどなく、ビギナーの方でも簡単にキャンプのレイアウトに統一感を出すことができます。メーカー側も「できれば自社製品でアイテムを組み合わせほしい」と考えているため、色やデザインにそこまでこだわらなくても、統一感を出せるでしょう。また、アイテム同士の互換性や相性が考慮されていることも多いため、利便性も高いといえるでしょう。

色を揃える

複数のメーカーで揃える場合は、最低限カラーに注意しましょう。ダーク系なのかホワイト系なのか、基準となるカラーを決めて、それに合わせてアイテムをチョイスすることで統一感が生まれます。メーカーで揃えるよりも、色の相性を考えながらひとつひとつアイテムを選ぶと、オリジナリティを出すことができる他、アイテムへの愛着も増すでしょう。

テーマを決めて揃える

ナチュラル系・ミリタリー系・アンティーク系など、特定のテーマに合わせてインテリアのようにキャンプアイテムを揃えていくのもおすすめの方法です。メーカーやカラーで統一するよりも難易度は高いですが、アイテム選びが楽しくなることと、仕上がりの満足度は最も高いといえます。「キャンプはビギナーだけど、インテリアやファッションが好き」という方は、この方法でアイテムを揃えていくと良いかもしれません。

【スタイル別】おすすめのアイテム6選

ハイスタイルとロースタイルを決める重要なアイテムは「テーブル・チェア・焚火台」の3つです。「テントやシュラフ、タープはどうするの?」という方もいるかもしれませんが、これらのアイテムはハイスタイル用・ロースタイル用というくくりはなく、どの製品でも違和感なく利用できます。核になるアイテムのメーカー・カラーとの相性で選ぶか、テーマに合わせて選ぶと良いでしょう。

ここからは、ハイスタイル・ロースタイルの核になるテーブル・チェア・焚火台の3つのアイテムのおすすめをご紹介します。

ハイスタイルの代表的なアイテム3選

ヘリノックスのアドバンスサンセットチェアは、座面が47cmのアウトドアチェアです。高さがやや高めに設計されており、ハイスタイルのキャンプにぴったり。頑丈なポリエステル生地と超高力アルミフレームで作られており、強度・耐久性ともに抜群です。キャンプからリビングまで、用途を選ばずに利用できます。分解してコンパクトに収納できるため、持ち運びがしやすいのもポイントです。

Colemanのアウトドアフォールディングリビングテーブルは、高さ70cmのテーブルです。長さを調節でき、43cmまで低くすることができるため、ロースタイルにも適用できます。脚の部分とテーブルを分離できるため収納もコンパクト。ファミリーキャンプやグループキャンプでハイスタイルのキャンプをしたい方に最適なテーブルです。

ユニフレームのファイアグリル ラージは幅43×奥行43×高さ33cmのグリル兼焚火台です。高さがやや高めに設計されており、ハイスタイルのチェアやテーブルでも利用しやすいのが特徴。薪を多くくべられるサイズ感で、ダッチオーブンを置いてもびくともしない耐久性が魅力です。ハイスタイルで焚火台をグリルで使いたいという方におすすめです

ロースタイルの代表的なアイテム3選

ハングアウトのポール ロー チェアは座面の高さが28.5cmのローチェアです。ウッドフレームとキャンパスシートのナチュラルなデザインが魅力的で、アウトドアはもちろん自宅のバルコニーや庭にも自然に利用できます。分解して設営するため収納がコンパクトになるのもポイントです。

スノーピークのワンアクション ローテーブルは、地上高約40cmのテーブルです。座面の高さが30cm前後のローチェアとの相性が良く、ロースタイルでキャンプを楽しみたい方におすすめ。折り畳み式で、名前の通りワンアクションで設営が完了するのがポイント。清潔感のあるデザインも魅力的なアイテムです。

スノーピークの焚火台 S ST-031Rは、1~2名用に設計された焚火台です。高さは20.5cmと低めに設計されており、ロースタイルにぴったり。オプションのネットを設置することでグリルとしても利用できます。折り畳み式で設営と撤収が簡単なため、初心者の方にもおすすめ。ロースタイルのキャンプをはじめたいビギナーの方におすすめのアイテムです。

■まとめ
キャンプには大きく分けてハイスタイルとロースタイルの2種類があります。ハイスタイルは動き回りやすさが特徴で、ファミリーキャンプやグループキャンプに向いています。ロースタイルは、居心地が良く、あまり動かずにしっぽりキャンプを楽しみたいソロや2~3名のキャンプに向いています。キャンプビギナーで、どのスタイルでキャンプを始めたら良いかわからないという方は、今回の記事を参考に好みや用途に合ったスタイルを選んでみてください。

児島 宏明

児島 宏明

幼少期からキャンプ、釣り、スキーなどのアウトドアに親しむ。小学生時代にスキーのモーグル競技に出会い、以降スキーに没頭。冬から春にかけては白馬のペンションで居候をしながらモーグルの練習を続け、高校から全国のA級公認大会に参加。大学進学を機に競技から離れてからはキャンプや釣りにハマる。テレビのドキュメンタリーで北アルプスの雲ノ平を知ったのをきっかけに登山にも熱中し、北アルプス縦走登山の他、近畿各地の低山やロングトレイルを旅するようになる。現在は、縦走登山やロングトレイルハイキング、ロックショアでのルアーフィッシングなど、全国でさまざまなアウトドアを楽しみながら、ライター・編集者として活動中。

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