おうちキャンプとは、コロナ禍で広がった新しいキャンプのスタイルです。自宅のリビングやベランダ、庭などで気軽にキャンプ気分を味わうことができます。
今回は、そんなおうちキャンプの遊び方とおうちキャンプにぴったりなおすすめのアイテムをご紹介します。
目次
おうちキャンプのメリットと注意点
まずは、おうちキャンプのメリット・注意点について見ていきましょう。
おうちキャンプのメリット
おうちキャンプのメリットとして代表的なのは以下の4つが挙げられます。
・移動がなく、すぐに始められる
・天候や気温に左右されずにキャンプを楽しめる
・地面が平地
・クッカーやカトラリーを自宅ですぐに洗うことができる
野外でのキャンプは、たくさんの荷物を運ぶ必要がある他、天候・気温・環境の影響で常に快適に過ごせるとは限りません。おうちキャンプは自宅で行うため、このようなキャンプのデメリットを一切感じることなくキャンプの雰囲気を味わうことができます。また、キャンプ場は炊事場まで距離があり、お湯が出ないことも多々あります。食事後の後始末が簡単なのも、おうちキャンプのメリットといえるでしょう。
おうちキャンプの注意点
おうちキャンプの注意点としては以下の3つが挙げられます。
・焚火ができない
・フローリングを傷つける恐れがある
・スペースが狭い
「周辺に民家がない」「庭が大きい」といった方以外は基本的に焚火ができません。また、室内で行う際には、テントのポールやイス・テーブルなどでフローリングに傷をつけてしまう恐れがあります。さらに、野外に比べるとスペースが限られているため、設営に工夫が必要な点もおうちキャンプをする際の注意点といえるでしょう。
おうちキャンプの遊び方!5つのポイント
次に、おうちキャンプの遊び方をご紹介します。
室内・ベランダ・庭にテントを設置する
自宅の室内・ベランダ・庭などのスペースにテントを張りましょう。スペースが限られているため、小さめでポールを通さずに設営できるポップアップテントがおすすめです。テントでそのまま眠りたいという方は、スリーピングマットとシュラフを用意してテント内に置けば、よりキャンプ気分が高まります。
アウトドア用のテーブルとチェアを設置する
アウトドア用のテーブルとチェアを設置します。高さが高めのテーブルとチェアだと日常とあまり変化がないため、ロースタイルのテーブルとチェアを選ぶのがおすすめです。テントを設営できるスペースがない場合は、アウトドア用のテーブルとチェアだけでも置けば雰囲気を味わうことができるでしょう。
アウトドア用の調理器具・カトラリーで調理をする
調理をする際はキャンプ用の鍋やフライパンで行い、カトラリーやお皿も普段使っているものではなく、キャンプ用のものを準備しましょう。ダッチオーブンやスキレットなどで調理をするのもおすすめです。
料理はキャンプ飯を用意
食事はキャンプの醍醐味のひとつです。スキレットで豪快にステーキを焼いたり、簡易の燻製にチャレンジしたり、メスティンでごはんを炊いてカレーを作ったり、キャンプでしか作らない料理にあえてチャレンジしてみてください。
照明はランタンなどを利用する
照明はキャンプ用のランタンのみにするのがおすすめです。自宅の照明を消して、ランタンの明かりで食事やお酒を楽しみましょう。
おうちキャンプにおすすめのアイテム7選
ここからはおうちキャンプにおすすめのアイテムをご紹介します。
■まとめ
自宅で気軽にキャンプ気分が味わえる「おうちキャンプ」。「いきなり野外のキャンプ場で挑戦するのは怖い」という方の入門としてもおすすめです。気軽にキャンプの雰囲気を楽しめる「おうちキャンプ」に挑戦したいという方は、今回ご紹介した遊び方やおすすめのアイテムを参考にしてみてください。
-
児島 宏明
幼少期からキャンプ、釣り、スキーなどのアウトドアに親しむ。小学生時代にスキーのモーグル競技に出会い、以降スキーに没頭。冬から春にかけては白馬のペンションで居候をしながらモーグルの練習を続け、高校から全国のA級公認大会に参加。大学進学を機に競技から離れてからはキャンプや釣りにハマる。テレビのドキュメンタリーで北アルプスの雲ノ平を知ったのをきっかけに登山にも熱中し、北アルプス縦走登山の他、近畿各地の低山やロングトレイルを旅するようになる。現在は、縦走登山やロングトレイルハイキング、ロックショアでのルアーフィッシングなど、全国でさまざまなアウトドアを楽しみながら、ライター・編集者として活動中。